群馬県内で突風被害
7月下旬以降、日本海から東北地方にかけて前線が停滞している。この前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている影響で、西日本から東日本では山沿いを中心に昼過ぎから夜にかけて積乱雲が発達し、連日のように雷雨となっている。
こうした天候の下、7月25日午後3時半頃、群馬県桐生市、みどり市、邑楽町では雷雨とともに落雷、降雹、突風による被害があった。翌26日の行われた前橋地方気象台と東京管区気象台の現地調査では、この突風について、竜巻の特徴も認められつつもその原因については特定できなかったとした。なお、被害状況からこの突風の強さをF1(藤田スケール)としている。
この突風では、プレハブ小屋の倒壊や民家の屋根瓦の飛散の他、畑で栽培中のとうもろこしの倒伏や樹木の倒木といった被害が認められた。
なお、気象庁は群馬県に竜巻注意情報を発表したものの、発表された時間は突風発生の3時間以上も後であった。
(7月26日更新)
◆前橋地方気象台・東京管区気象台 現地災害調査速報「平成20年7月25日に群馬県みどり市、桐生市で発生した突風について」(PDFファイル 1.26MB)
http://www.tokyo-jma.go.jp/sub_index/bosai/disaster/20080725/20080725.pdf
◆群馬県 桐生市役所
http://www.city.kiryu.gunma.jp/
◆群馬県 みどり市役所
http://www.city.midori.gunma.jp/
◆群馬県 邑楽町役場
http://www.town.ora.gunma.jp/
◆気象庁 竜巻注意情報の解説
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/tatsumaki.html
【25日に発表された竜巻注意情報】
・群馬県 17:57 第1号発表、18:35まで計2報発表
【25日の最大瞬間風速】
・群馬県 前橋 12.3m/s(14:50)
・群馬県 館林 12.2m/s(16:10)
・埼玉県 熊谷 18.4m/s(17:07)
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