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四国・吉野川(早明浦ダム)の取水制限を解除、関係自治体の渇水対策本部も解散(11/25)

25日、国土交通省四国地方整備局は、四国の水がめとして知られる早明浦ダムを含む吉野川の取水制限を解除した。これを受けて、流域の徳島県と香川用水を介して吉野川の水を利用する香川県は同日付で取水制限を解除し、国土交通省および徳島県、香川県、高松市など関係自治体の渇水対策本部も解散された。

今夏、四国地方では梅雨明けが平年より10日以上も早く、瀬戸内海側を中心に6月から8月にかけての夏の降水量が平年の半分以下にとどまるなど少雨傾向が顕著で、この影響でダムの貯水率が大幅に低下した。
吉野川上流の早明浦ダム(高知県)では、8月から9月にかけて貯水率(利水容量分)が一時0%となり、発電用水を水道用に転用する措置を取った。このため、ダム下流の徳島県や香川県では最大40%削減という厳しい取水制限が実施され、これに対応して一部の自治体では減圧給水も行われたことから、高台の住宅では水の出が悪くなったほか、農業・工業用水が供給制限を受けるなど地域の経済活動にも大きな影響を及ぼした。
その後、10月以降は平年を上回る降水量に恵まれ、早明浦ダムの貯水率も62.6%(25日午前0時現在)まで回復したことから、今回の取水制限の解除となった。
なお、今回の渇水に伴う取水制限は124日に及び、夏季としては1994(平成6)年の大渇水時に次ぐ長さとなった。

しかし、早明浦ダムの貯水率は平年値の89.7%に対して30ポイント程度下回っているほか、吉野川水系では引き続き取水制限を行っている支流河川もあることから、徳島県では15%、香川県では10%の自主節水を継続することを決めており、高松市(香川県)も約7%の減圧給水を今後も実施することになっている。
(11月26日更新)

◆吉野川水系水利用連絡会議:徳島・香川用水の取水制限の解除について(PDFファイル81KB)
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/h20backnum/kasen/081125/kaijo.pdf

◆高松市 渇水情報(香川用水の取水制限解除など)
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/8101.html

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