インドネシア中部ジャワ島南西沖地震(7月20日00:00現在、レスキューナウまとめ)

日本時間7月17日17:19頃、インドネシア中部ジャワ島南部のインド洋でM7.7(米国地質調査所発表)の地震が発生し、津波による被害が発生しました。被害状況は以下の通りです。(7月20日00:00現在、レスキューナウまとめ)

【発生事象】
発生日時: 日本時間7月17日17:19頃(現地時間15:19)頃
震源地: インドネシア中部ジャワ島西部南岸沖(南緯9.3度、東経107.3度)
震源の深さ: 約10km(米国地質調査所発表)
地震の規模(マグニチュード): 7.7(米国地質調査所発表)当初はM7.2と発表、その後訂正
 インドネシア気象地球物理庁(BMG)の発表よると、地震の規模はマグニチュード6.8。震源地はバンドン南方約260キロのインド洋で、震源の深さは33キロと推定される。

【津波情報】
・インドネシア社会省によれば、津波の被害は西ジャワ州と中ジャワ州の6県に及んだ。
・津波は、ジャワ島南岸地域300kmに渡って押し寄せ、最大約3mを記録したほか、バリ島やオーストラリア領ココス島まで達した。
・地元ラジオなどによると、西ジャワ州の沿岸リゾート地パンガンダランでは高さ1mの津波が岸から3kmにわたって押し寄せたという。
・地元報道によると、津波は高さ2~5mで、海水がいったん沖合500mほどに引き、その後、津波が逆に内陸に向かって数km押し寄せてきたという。

【人的被害】(7/20 00:00現在)
死者:(少なくとも)528人
行方不明者:(少なくとも)275人
負傷者:(少なくとも)700人

・国家災害対策本部は19日夜、死者が528人に達したと発表した。行方不明者も275人に上っており、安否が危惧(きぐ)されている。

・被災地域が広いため、捜索活動は難航している。
・スウェーデン人・ドイツ人の死亡、フランス人が行方不明との情報あり。なお、この地域はサーフィンの名所として知られており、外国人旅行者の訪問も多いという。

【邦人被害】
死者・行方不明者:情報収集中
負傷者:1人

・ジャカルタの日本大使館などによると、パンガンダランのバンジャール病院で「アシダ」という62歳邦人男性がけがをして治療を受けたとの情報あり。肩を骨折している模様だが、退院した、ジャカルタの病院に移送されたなど、情報が錯綜している。

【物的被害】
家屋倒壊:情報収集中
家屋損壊:情報収集中

・インドネシア社会省によると、津波で家を失った避難民は6万8千人人以上となったという。
・インドネシアの赤十字によると、2つのホテルが損壊するなどしたという。
・地元報道によると、観光ホテルや食堂、民家の多くが津波で破壊され、逃げまどう住民で市街地はパニック状態に陥った。
・目撃者によると、津波で多数のホテルやレストラン、カフェが完全に破壊されたという。

・地元ニュースサイトによると、海岸リゾート地のパンガンダランでは海岸沿いにあった約280軒のホテルや別荘のほとんどが大きな被害を受けたという。

【支援の動き】
・岡山に本部を置く国際医療ボランティア組織・AMDAは18日、日本からスタッフ2人の現地派遣を決定。インドネシア・スラウェシ島の大雨災害対応にあたっていたインドネシア支部のスタッフと共に19日に現地入りする予定。

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インドネシア・ジャワ島中部地震情報(6月19日6:00現在、レスキューナウまとめ)

日本時間5月27日07:54頃、インドネシア・ジャワ島中部でM6.3(米国地質調査所発表)の地震が発生し、周辺地域で1万人以上の死傷者が出るなど甚大な被害が発生しました。被害状況は以下の通りです。(6月19日6:00現在、レスキューナウまとめ)

【発生事象】
発生日時: 日本時間5月27日07:54(現地時間05:54)頃
震源地: インドネシア・ジャワ島中部(南緯7.89度、東経110.41度)
 島中部の中心都市ジョクジャカルタから南南東約10km(独立行政法人防災科学技術研究所発表 当初米国地質調査所発表ではジョクジャカルタの南西約35kmの南岸海中とされていた)
震源の深さ: 約10km(独立行政法人防災科学技術研究所発表 当初米国地質調査所は約17km→約10km→約35kmと修正発表)
地震の規模(マグニチュード): 6.3(米国地質調査所発表 当初6.2としたものを上方修正)

【津波情報】
・この地震による津波は発生していない。

【火山情報】
・震源地から約50km北方のメラピ火山の溶岩ドームが崩れて、火砕流が発生したとの情報あり。地震の揺れが原因と見られ、地元の住人が避難している。
・現地の火山学者や日本の専門家らによると、火山活動と地震の直接的な関連はないとされるが、今後の火山活動の活発化が懸念されている。

【人的被害】(インドネシア社会省発表:6月8日現在)
死者:5,716人
負傷者:37,917人
避難民:423,720人

・6月1日午後、ジャワ州クラテン県内の避難所で子供ら数百人が集団食中毒にかかった。
・「国内、海外からの医療チームは十分確保できている。その一方で、病院での治療が必要な負傷者は減少している」(6月1日、カラ副大統領)
・寺院などに多数の遺体が安置されており、今後、感染症などの危険が高まるおそれが懸念される。
・国連児童基金(ユニセフ)も「清潔な水の確保が最優先課題」として、今後は感染症など被災者の衛生・健康面に問題が起こり得るとの懸念を示した。

【邦人被害】ジョクジャカルタ市に在住の日本人女性1人が頭部に軽傷。
・外務省によると、在留届が出ていた邦人以外にも、現地に渡航、滞在していたと思われた47人の無事を確認済み。引き続き個人旅行客についての情報を収集中。
・外務省によると、29日午前までに現地周辺に在住の日本人91人全員の無事を確認。
・外務省海外邦人安全課によると、現地周辺の滞在のツアー客19人(近畿日本ツーリスト8人、日本旅行3人、JTB3人、エイチ・アイ・エス3人、ジャルパック2人)の無事を確認。

【物的被害】(インドネシア社会省発表:6月8日現在)
家屋倒壊:126,326軒
家屋損壊:392,414軒

・発生直後から有感無感を合わせると1,000回以上の余震を観測した。
・人的・物的被害とも、ジョグジャカルタ州南部のバントゥル県周辺で被害が最大。
・現地では、被災地の混乱・避難に便乗して、空き巣などの強盗事件が多数発生している模様。
・地震発生から2日目の夜、被災地では雷雨が降り、地盤が緩む中での二次災害や、衛生状態の悪化が懸念される。
・世界遺産のヒンドゥー寺院プランバナン遺跡では多数の損傷。同じく世界遺産の仏教寺院ボロブドゥール遺跡では現時点で被害はほとんどないとの情報あり。
・地震発生後に津波が起きるという噂が流れ、一部住民が海とは逆の北方向に逃げ惑うなどパニックが発生した。
・屋内でかなりの揺れを感じ、家具が倒れたり、ブロックの塀などが倒れたりしたとの情報あり。学校やホテル、集客施設などにも被害が出ている模様。

【ライフライン】
水道: 多くの地域で供給が停止している模様。
電力: ジョグジャカルタ市内では5月28日までに停電が復旧したとの情報あり。国営電力当局者が5月29日語ったところによると、既に95%まで回復しており、2~3日中に正常化する見通しという。
通信: 電話がつながりにくくなっている。

【交通機関】
道路: 各所で瓦礫やひび割れなどが生じ、物資輸送に影響が出ているとの情報あり。
鉄道: パランバナンで駅が崩壊、線路も寸断されているとの情報あり。
ジョクジャカルタ空港: 滑走路に亀裂が入るなど空港施設被災の影響で一時閉鎖。応急処置により5月28日午後にも一部運航再開、緊急支援物資輸送を優先しているが、5月29日午後、定期便の運航も再開。

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インドネシア政府、地震の死者数を5800人弱に下方修正

 インドネシア社会省は5日、ジャワ島中部地震での死者数を1日発表時点の6234人から5782人に下方修正した。2日段階で二重集計の可能性があるとして現地に調査団を派遣していたが、中ジャワ州クラテン県で集計ミスがあったという。負傷者数も4万6148人から約3万6000人に下方修正。一方、家屋損壊は倒壊が約22万戸、一部損壊が約17万5000戸としている。

 インドネシア政府は、2004年末のスマトラ沖地震の津波による被害状況数値についても大幅に下方修正したことがある。

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土木学会・日本建築学会、合同調査団を派遣

土木学会と日本建築学会は1日、「ジャワ島中部地震災害」に対する調査団の派遣を発表した。
小長井一男東京大学生産技術研究所教授を団長とする6人のメンバーを現地に派遣、実態把握と今後必要となる本格的な支援内容の提言のための調査を行う。6月10日に日本を出発し、1週間の調査予定。

土木学会
日本建築学会

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今後の風評被害を懸念-富士常葉大学環境防災学部現地調査チームからの報告

富士常葉大学環境防災学部(静岡県富士市)では、5月31日よりジャワ島中部地震の被害状況調査のため小村隆史助教授と高島正典助教授の2人を現地派遣していますが、小村助教授からジョクジャカルタより電話をいただきました。なお、電話での聞き取りなので詳細は聞き間違いもあるかもしれませんが、ご容赦ください。

・ジョクジャカルタ市内
都市機能はほぼ通常とおりで問題ない。
ホテル、レストランも通常とおり営業している。

・バントゥルなど周辺の農村部
被害が大きく、1つの集落には数十個の世帯があり、そのうち8割から9割が家屋倒壊などの被害を受け、5~10%くらいの方が死亡、という集落もあるというイメージ。
家屋倒壊により多くの死者、負傷者が出ているが、もともと生活にたくましさがある土地柄であり、生活回復力があり、大きな混乱はなくなりつつある。
給水支援の件に関しては、大きく被災した農村部ではもともと集落ごとに井戸水を利用している場合が多いので、その必要性は低いと思う。

・風評被害を懸念
日本での報道がどのようになされているかわからないが、観光などの風評被害のほうが心配であることを特に伝えたい。
救援フェーズは終わりつつあり、支援は復旧、復興フェーズに移る。
ジョクジャカルタは観光が主産業であり、その早期回復こそが最も大切な支援。

 防災研究家の与太噺
 富士常葉大学

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震源地は内陸-波形データによる震源メカニズム解析

独立行政法人・防災科学技術研究所は5月31日、ジャワ島中部地震の震源地について、ジョクジャカルタの南南東約10kmの陸地、深さ約10kmであるとの推定値を発表した。インドネシア気象地球物理庁(BMG)と共同で、インドネシア国内に設置された広帯域地震観測網の波形データを用いて震源メカニズム解析を行ったもの。

震源地についてはアメリカ地質調査所がジョクジャカルタの南南西約30kmの島南岸、深さ約35kmと発表していたが、それよりも内陸側で、市街に近かった結果となる。

Realtime-JISNETの波形データを用いた2006年5月26日ジャワ島中部で発生した地震の震源メカニズム解析

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「だいち」が被災地域を観測

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)によるジョクジャカルタ周辺の被災地域の観測画像を公開した。

レーダー反射派による画像解析では、地震発生前(5月16日)と発生後(5月28日)を比較して顕著な変化が見られ、これは人口構造物の倒壊によって生じていると解釈可能なことから、本震災が相当大きいことが分かるという。

JAXAではこの観測画像を、災害発生時に参加機関間で最善の努力ベースでの地球観測衛星データの無償提供を行うことにより、自然災害等に対する各宇宙機関の貢献を推進する「国際災害チャータ」と、インドネシア国立航空宇宙研究所に提供している。

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)によるインドネシア・ジャワ島中部地震被災地の観測について

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死者5100人超、政府は非常事態宣言(5月29日15:00現在)

ジョクジャカルタ特別州政府当局者によると、29日現在で、今回の地震による死者が5115人に達したという。
またインドネシア政府によると、負傷者は約1万人、3万5000棟が損壊し、避難民は約5万人に上るという。

インドネシア政府は28日夜、3ヶ月間の国家非常事態を宣言。救援体制の迅速化を図るべく、正副大統領が震災関連の全権限を掌握する。同国内での非常事態は2004年12月のスマトラ沖地震・インド洋大津波時以来となる。

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インドネシア・ジャワ島中部でM6.3の地震

日本時間5月27日07:54頃、インドネシア・ジャワ島中部でM6.3(米国地質調査所発表)の地震が発生し、周辺地域で1万人以上の死傷者が出るなど甚大な被害が発生している模様です。

レスキューナウでは事態の重大さを鑑み、「インドネシア・ジャワ島中部地震情報」サイトを特設しました。今後、当サイトにて随時情報をアップします。

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