大型サイクロンがミャンマー直撃 死者2万3000人超(05/02~)【第8報】
ベンガル湾で発生したサイクロン「Nargis:ナーギス」は、2日夜にミャンマー南部に上陸し、南部を中心に死者2万人超というミャンマー過去最大級の自然災害被害をもたらしている。
被害状況等は下記の通り(13日20:00現在、各種発表情報、報道等からレスキューナウまとめ)
■救援状況
【日本政府】
・9日、日本政府は1000万ドルの追加支援を発表。
・ミャンマー政府の要請に対し、5日にテント330張、発電機50機(計約2800万円相当)の緊急援助実施へ。シンガポールにある国際協力機構(JICA)管理の備蓄倉庫から拠出し、7日にも現地に届く予定。さらに7日、毛布やポリタンクなど(3600万円相当)の緊急援助物資を追加支援を表明。
【日本赤十字社】
・6日の2000万円に続き7日には3000万円を追加、計5000万円相当の支援を決定。また、災害調査・調整チーム(FACT;Field Assessment & Coordination Team)の一員として日本赤十字社職員2名の被災地への派遣を決定。当面はマレーシアの国際赤十字事務所で被災地との調整を行い、受け入れ体制が整い次第被災地にて救護活動に携わる。また、救援物資として水タンク・プラスチックシート・蚊帳・台所セット・シェルターキットの被災地への輸送を行う。
http://www.jrc.or.jp/
ミャンマー・サイクロン救援金受付について
http://www.jrc.or.jp/sanka/help/news/1380.html
【ユニセフ】
・ユニセフでは、被災直後から食糧や飲料水、医薬品、テントやビニールシートなどの緊急支援物資を被災地に向け配布開始。また、日本ユニセフ協会は募金の受付を始めている。
ミャンマー・サイクロン緊急募金
郵便振替:00190-5-31000
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会 通信欄に「ミャンマー・サイクロン」と記入。
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/myanmar/2008.htm
【その他国内NPO等】
・ジャパン・プラットフォームは6日、被災者支援開始を決定。薬、水、生活用品などの緊急物資配布などを準備中。また義援金受付を開始。
ゆうちょ銀行「ミャンマー・サイクロン被災者支援口座」
郵便振替:00120-8-140888
加入者名:ジャパン・プラットフォーム 通信欄に「ミャンマー・サイクロン」と記入。
*ゆうちょ銀行からの振込手数料は振込人負担となる。
http://w3.japanplatform.org/mtnews/2008/05/080506.html
・AMDAは6日より日本人事業員2人がヤンゴン市内で被災状況調査開始。飲み水などの不足のため、乳幼児の病気が目立ち始めている様子であるが、国立病院と半数の私立病院は開院し、政府機関は業務を行っているとのこと。ネパール出張中の統括責任者がミャンマー到着次第、詳細な支援策を決定し実施する方針。また、日本から調整員1名を現地へ派遣する他、ミャンマー中部にて活動中の医師を被災地に移動させ救援に当たる。
郵便振替:01250-2-40709
口座名:AMDA 通信欄に「ミャンマー・サイクロン」と記入。
【海外の支援の動き】
・世界食糧計画(WFP)は6日、大型サイクロンに見舞われたミャンマーの旧首都ヤンゴンの被災地で食料品の配布を始めたと発表。
・国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は6日、配給用の缶詰、ビニールシート(約525万円相当)の援助物資を調達したと発表。タイに保管している約1万人分のテントなどの物資も早急にヤンゴンに送る予定。
・国連緊急援助調整官室(OCHA)は5日、被害状況把握のため5人の国連要員を派遣(現在はこのうちアジア系の4人のみ入国許可)。潘基文国連事務総長「できることは何でもする」と表明。
・国際赤十字社・赤新月社連盟(IFRC)は5日、災害救援緊急基金から約2000万円を拠出。ミャンマー赤十字社を中心に現地活動を展開開始へ。
・中国政府は6日、約1億円の緊急援助提供を発表。テント、毛布、食料などの物資は、7日にヤンゴンに届く予定。
・シンガポールは6日、飲料水や医療品など約2100万円相当の支援を表明。
・インドネシアは6日、約1000万円の食料や医療品を週内に軍用機で被災地に送ることを発表。
・アメリカ政府は5日、約3億4000万円の緊急援助の提供および支援チーム派遣を決定。6日には国際開発局(USAID)が、約30億円相当の追加援助を決定。しかしミャンマー政府は支援チームの入国を拒否、ブッシュ大統領は支援チームを受け入れるよう呼びかけている。
・EU・欧州連合は5日、約3億2000万円の緊急援助提供を発表。
・インドは5日、食糧や医薬品のほかテント、毛布、衣料品などの救援物資を積載した海軍の艦艇2隻の派遣を発表。
・タイは5日、義援金約1000万円の提供、食品など救援物資を軍用機での空輸を決定。7日にも医師団を派遣し、約3500万円相当の医薬品や注射器を被災地に届ける。
・フランスは7日、インド洋に展開中の司令艦・駆逐艦2隻に搭載中の150万リットルのボトル入り飲料水をミャンマーに輸送する準備に入ったことを表明。
・スペインは7日、約8000万円の緊急支援と医薬品および飲料水13トンを空輸にて隣国タイ経由で被災地に送ることを表明。
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